インナーチャイルドは純真無垢なもう一人のあなた

もう大丈夫。あなたの中の子供は癒やされます

  • なにもないのに不安にかられてしまう
  • どうしても自分に自信が持てない
  • 人と接すると極度に緊張してしまう
  • 親子関係がうまくいかない
  • 何をやっても満たされない
  • 自分のことが好きになれない
  • 何かに依存しなければ不安

このような自分の性格に思い当たるならあなたの心の中のインナーチャイルドが傷ついているかもしれません。

 

退行催眠で子供時代に戻って、あなたの心の奥に閉じ込められている傷ついた記憶をやさしく癒やす、それがインナーチャイルドセラピーです。

 

心の中の無垢な子供を大事にしよう!

人間だれしも赤ん坊の頃は自分の本能むき出しで欲求、欲望のままに行動していますね。

 

お腹がすいたり、おむつが濡れて気持ち悪いと大声で泣き叫び、抱っこされたりあやされたりするとケラケラと笑ったり。

良く言えば、自分の心に素直に生きている、悪く言えば自己中心的でわがまま。

 

このような自分の感情のおもむくままに行動しようとする超自然体のあなた。

これがインナーチャイルドなのです。

だから赤ん坊の頃はインナーチャイルドと自分自身は、ピッタリと一致しているのです。

 

でも少し成長して保育園に預けられたり、幼稚園や小学校に行くようになると、だんだんと自分の欲望や欲求をおさえることを余儀なくされ、思ったことを何でも口に出したり、ストレートな感情表現をしたりすることも戒められたりします。

 

こうしてインナーチャイルドとは別の人格が徐々につくられていくのです。

 

そして、大人になって社会にでる頃には、『私は何の欲望も持っていませんよ』といった仮面を身につけ、その場の雰囲気や相手の様子をうかがって、心に思ってもいないようなことまで平気で口にできるようになります。

 

このような世間に対応できるもうひとつの別人格をつくりあげることが、一人前の大人になるということなのです。

 

もちろんこれは決して悪いことではなく、むしろ集団生活をしていく上で不要な争いごとを避け、人間関係を円滑にするための暗黙のルールであると言えます。

 

ですから、社会人としてはそんなルールにのっとって行動することが求められるのです。

ただし、これはあくまでも対外的な生活での話です。

 

家に帰れば好きなテレビを見たり、趣味の世界に没頭したり、子供のように気ままにふるまって、心の内に閉じこめている純真無垢な別人格であるインナーチャイルドを解放してやらなければなりません。

 

外ではまじめ一本でとおっている人が、家に帰ればだらしなくゴロゴロしていて何もしないといったような人がいますが、これは無意識のうちにインナーチャイルドを開放しているのです。

 

こうやって、2つの人格のバランスを上手くとることによって、健全な心身がたもたれるのです。

 

これは人格者と言われる人でも例外ではなく、逆にそれができていない人は、どんなに立派な地位や職業の人であっても、心に何かしらの問題を抱えていることが多いものです。

 

インナーチャイルドというのは、それだけ影響力のある、あなたの中の別人格なのです。

 

インナーチャイルドはなぜ傷つくの?

それでは、一体なぜインナーチャイルドは傷ついてしまうのでしょうか?

 

さきほど心のバランスを保つために、外では一人前の社会人としてふるまっていても、家では子供のように気ままに過ごすことが必要だといいました。

これは、別人格が完成された大人だけでなく、人格形成の発展途上である子供についても同じことが言えるのです。

 

外では真面目な子でとおっていても家では親に甘えたり、わがままを言ったり、兄弟げんかをしたり。

こうやって心のバランスをとりながら成長して行かなければなりません。

 

ところが、厳格な父親や母親、あるいは、祖父母などに厳しくしつけられ、子供らしい要求も拒否されたり、ちょっとしたわがままも許されなかったりすると、表面上の自分だけでなく本来の人格であるインナーチャイルドも傷ついてしまうのです。

 

継続的にそのような厳しい環境に置かれたり、たった一度の経験でもひどく叱られたりするとそれがインナーチャイルドに刷りこまれてしまい、何十年たっても傷となって残ってしまいます。

 

これが、傷ついたインナーチャイルドと呼ばれるもので、大人になっても様々な症状を引き起こす原因となります。

 

虐待によるトラウマは別物

セラピストの中には、虐待によるトラウマも傷ついたインナーチャイルドであると考える人もいますが、これは傷の度合いや性質が違うため不適切な診断だといえるでしょう。

 

傷ついたインナーチャイルドは摂食障害や自傷行為、強迫神経症、不登校、引きこもりなど自虐的な症状を引き起こしがちです。

 

それに対して、虐待によるトラウマは自虐症状以外に、我が子や動物の虐待を繰り返したり、人を傷つけてそれを楽しんだりするように人格を歪められてしまうことが多いものです。

 

そのような強烈なダメージを与えてしまう虐待のトラウマは、インナーチャイルドの癒やしだけでは改善させることは困難です。

 

インナーチャイルドセラピーは、あくまでも自分の心に傷ついたまま宿っているもう一人の自分を慰め、勇気づけ、癒してあげるものであり、性格、人格までを改善させることはできません。

 

虐待によるトラウマは、催眠療法や精神分析、認知行動療法などで長期間かけて、じっくりと治療して行く必要があります。

 

ただ、軽度の精神疾患や心身症、神経症など、心の悩みの多くはインナーチャイルドが原因となって起こっているので、実際の臨床ではとても有効な心理療法のひとつだと言えます。

 

あなたの心の中でうずくまって泣いている子供時代のもうひとりの自分を抱きしめてあげませんか?

 

退行催眠によりインナーチャイルドを癒す

インナーチャイルドとは肉体をもたない、あなたの心の中にいるもう一人の別人格です。

言いかえれば、あなたの記憶そのものと言ってもいいかもしれません。

 

とくに子供時代の記憶で、いま現在のあなたの行動に大きな影響をあたえている無意識の記憶です。

 

あなたの脳はパソコンのハードディスクのように生まれてから現在までに経験してきた出来事とそのときに感じた感情をすべて記憶しています。

 

また、それと同時にあなたに本能的な欲求や行動を起こさせようと、常に働きかけています。

 

この2つの働きこそがインナーチャイルドの本質であると言えます。

この2つがうまく機能しているときには、あなた自身にとってプラスの影響を与えてくれます。

 

例えば、欲求に従って行動したところ『無邪気でかわいいねえ』と褒められたりすると、インナーチャイルドもあなた自身も精神的に満たされ、心が大きく成長して、積極的で明るい性格になっていきます。

 

ところが反対に、つい欲求のままにしてしまった行動を誰かにきつく叱られたり責められたりすると、心は大いに傷つきます。

 

このとき、その行動と感情とがセットで脳に記憶され、心に焼きついてしまいます。

これが傷ついたインナーチャイルドと呼ばれるものです。

このような記憶は、たいてい子供時代に作られます。

 

ですからインナーチャイルドセラピーでは、まず退行催眠を用いて子供時代の記憶にアクセスしていきます。

 

そのうえで、心の傷の状態を診断していきます。

さらに傷ついたときの記憶をよみがえらせ、それに付随するマイナスの感情を解消してしまうことでインナーチャイルドを癒していきます。

 

『あなたは何も悪くない』

『もう誰もあなたを傷つけないから、怯えなくていいんだよ』

『安心して人生を楽しんでいいんだよ』

 

といったように、あなたの心にいるもう一人のあなた、インナーチャイルドを慰め、励ましてあげるのです。

 

それにより、つらい、苦しいといった感情は、許された、解放されたという安心感へと変わり、心が前向きになってくるのです。

 

これがインナーチャイルドセラピーです。 あなたのインナーチャイルドを癒してあげてやすらぎと幸せに満ちた人生を送りませんか?

 


インナーチャイルドセラピーのメニュー

インナーチャイルドセラピーは、次のような手順で進んでいきます。

  1. 事前カウンセリング&ガイダンス
  2. 暗示トレーニング
  3. ヒプノセラピー(催眠療法)
  4. インナーチャイルドとの出会い
  5. インナーチャイルドの癒やし

  1~3のメニューは前世療法やハイヤーセルフリーディングと一緒です。

1.事前カウンセリング

まずは、あなたがどんな問題を抱えているのか、 どのように人生を変えたいと思っているのかなど、 セラピーの目的について伺っておきます。

 

場合によっては、前世療法や他の心理療法を行なったほうがお悩み解決に適していることもあります。

そのようなところを事前にあなたと相談した上でインナーチャイルドセラピーを行います。

2.ガイダンス&暗示トレーニング

どのようにすれば年齢退行催眠に深くはいることができるのか、といった心構えなどについて説明を行います。

また、深い催眠に入りやすくなるよう、簡単な暗示トレーニングを行い、催眠への抵抗感をとり除きます。

3.催眠療法(ヒプノセラピー)

まずは、催眠療法 (ヒプノセラピー)で心身ともにリラックスしていただきます。

脳が過度に興奮状態であったり、多動症的傾向のある人は催眠にはいれない場合もあります。

そんな方には別の心理療法をお勧めします。

4.インナーチャイルドとの出会い

催眠療法(ヒプノセラピー)によって顕在意識の働きを抑えながら、年齢を遡っていきます。

 

そして子供時代のあなたに戻って、なにがあなたの心をひどく傷つけたのか、その出来事を探っていきます。

 

忘れていた記憶がビジョンとして明確によみがえってくる場合もありますし、感情だけがわきあがってくる場合もあります。

 

いずれにしても、ここにたどり着くことが現在あなたが抱えている問題、悩みを解消する大きな第一歩となります。

5.インナーチャイルドの癒やし

あなたの胸の奥で不安や恐怖に膝を抱えて泣いているインナーチャイルドを見つけたらまずは優しく微笑みかけてあげましょう。

 

あとはその時々の状況にあわせて、私がその子を慰め、勇気づけるように導いていきます。

 

あなたのインナーチャイルドが十分元気になったら、ゆっくりと催眠状態から目覚めていきます。

 

インナーチャイルドが癒やされた後はこれまであなたにつきまとっていた不安感や恐怖などが消え、スッキリと爽やかな毎日を送ることができるでしょう。

 

生きていることがつらい、人が怖い、自分に自信がないという方は、傷ついたインナーチャイルドが心の中であなたの助けを求めているかもしれません。

 

傷ついたインナーチャイルドを癒してあげて、前向きで幸せな人生を送りませんか。

インナーチャイルドセラピー料金

インナーチャイルドセラピーには、約90分の時間をお取りしています。

場合によっては、時間がオーバーすることもありますのでご予約時間は余裕を持っておとりしています。

 

インナーチャイルドセラピー  約90分 15,000円(税込)  

時間をオーバーしてもこれ以上料金はかかりませんので、ご安心ください。